土塚理弘は1979年生まれ、長野県出身の漫画原作者です。本名の読みを別の字で表記した「土塚理弘」がペンネームという独特の経歴を持ち、現在は千葉県を拠点に活動しています。スクウェア・エニックスとの関係が深く、2004年の『
ヤングガンガン』創刊号から携わるなど、同誌の初期を支えた作家の一人です。原作者として作画家と協働するスタイルで、長期連載を多数手がけており、特に青年誌での活躍が顕著です。544巻という膨大な担当作品数から、精力的で信頼厚い仕事人であることがうかがえます。
最大の代表作は『
BAMBOO BLADE』で、作画の五十嵐あぐりとのタッグにより、私立学校の女子剣道部を舞台とした作品として生まれました。2004年から2010年の本誌連載後も『
BAMBOO BLADE C』『
BBデフォルメ』として続編が展開され、全4部作となっています。コミックス330万部突破の実績を持ち、アニメ化もされた代表的な剣道マンガです。その他『
モーニング』『
ハルポリッシュ』など複数の連載・完結作を抱えており、青年誌での安定した創作活動を続けています。部活動や競技を題材にしながら、キャラクターが緩やかに成長していく人間ドラマを描くことが特徴的です。
『
BAMBOO BLADE』は業界内での評価が高く、この作家の入門に最適な一作です。アニメ版も存在するため、映像から入るのも選択肢になります。コミックス全15巻で完結しており、きれいに終わった物語として安心して読み進められます。その後、続編の『
BAMBOO BLADE C』で同じ世界の別の視点を味わえます。現在は『
モーニング』で新作も連載中で、最新の作風を知ることも可能です。スクウェア・エニックスの作品が中心であり、『
ヤングガンガン』『ビッグガンガン』といった同社の誌面でアクセスできます。