北海道倶知安町出身のゆうきまさみは、1980年の『月刊OUT』掲載「ざ・ライバル」でデビューした漫画家です。当初はサラリーマンとして働きながら、みのり書房やラポート社の雑誌で創作活動を行っていました。その後『
週刊少年サンデー』での連載を開始し、同誌の看板作家として長年活躍してきました。70年代の漫画文化の中で育ち、多様なジャンルを手がけてきた実績を持つ作家です。現在も『
週刊ビッグコミックスピリッツ』など大人向けの媒体で精力的に創作を続けており、キャリアを通じて常に新しい題材に挑戦し続ける姿勢が特徴的です。
『
機動警察パトレイバー』は、ロボット技術が生活に組み込まれた近未来都市を舞台に、警視庁のレイバー部隊の日常と事件を描く作品です。アニメ・小説・映画などメディアを横断した先駆的なメディアミックス展開でも知られています。『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』は競走馬の育成を主題とした青春物語で、単行本26巻の長期連載となり、細部にわたった血統設定が魅力です。『
新九郎、奔る!』は北条早雲を主人公とした歴史漫画で、室町から戦国への転機を描きながら、近年の学説に基づいた考証を組み込んでいます。『
白暮のクロニクル』は不老不死の存在「オキナガ」が関わるミステリードラマです。これらの作品から見えるのは、SF・歴史・競馬・ミステリーなど多様なジャンルを横断しながら、しっかりした取材と設定構築に基づいた物語を創作する作家像です。
サンデー時代の代表作『
機動警察パトレイバー』は全22巻で完結しており、ゆうきまさみの代表作として入門に最適です。競馬という独特の題材を扱った『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』も全26巻で完結しており、読みやすい環境にあります。近年の作品では『
新九郎、奔る!』が現在進行形で『
週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載中(全23巻以上)で、歴史に興味のある読者向けです。『
白暮のクロニクル』はミステリー好きな読者に勧められます。多くの単行本が電子版でも流通しており、入手しやすい状況にあります。作家の多面的な才能を体験するなら、SF作品と歴史作品の両方に接することをお勧めします。