増村十七の作品一覧
ますむらじゅうしち
日常の雑念を愛おしく描く、異色の漫画家
どんな作家?
増村十七は東京都出身の漫画家で、2012年に『のんちゃん!の破壊日記』でヤングガンガンにデビュー。同年の講談社MANGA OPEN奨励賞受賞により、新人時から注目を集めました。その後の活動で大きな転機となったのが、2015年から2017年のカナダ・ウィニペグでの滞在です。この期間に制作した『バクちゃん』は第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞し、その後KADAWAWAで商業連載化されるなど、個人制作作品が高く評価される異色の経歴を歩んでいます。現在は、朝日新聞出版の複数媒体で連載を持つ人気作家として活動中です。
代表作と作風
代表作『花四段といっしょ』は、プロ将棋棋士・花つみれ四段の日常を描くコメディです。最大の特徴は、対局という緊張感ある場面に生活感をぶつける独特の視点にあります。主人公は局面の判断中も昼食や着信音、動画サイトなどで気を散らされるため、将棋という知的な営みと人間的な雑念の落差が笑いを生み出しています。「このマンガがすごい!2023」オンナ編で第12位に入選するなど高い評価を得ています。『バクちゃん』は文化庁受賞作として国内外から認められ、増村の創作力を示す代表作です。『全員記憶喪失オフィス』も新たな連載として注目作になっています。全体的に、日常のちょっとした違和感や人間らしい逃避を題材に、コメディの中に深さを忍ばせる作風が特徴です。
この作家を読むなら
最新の主要作『花四段といっしょ』は現在6巻まで刊行され、アサコミとNemuki+で連載継続中なので、最も入門に適した作品です。将棋の知識がなくても、キャラクターの人間らしさに引き込まれる構成になっています。『バクちゃん』は全2巻の完結作として、増村の創作スタイルを理解するには格好の作品で、文化庁受賞作としての評価も参考になります。『全員記憶喪失オフィス』は最新連載作で、まだ1巻ですが、新作の傾向を知るには良いタイミングです。朝日新聞出版の作品が多く、ウェブでも読める環境が整っているため、アクセスしやすいのも利点となっています。
増村十七に関するよくある質問
- 増村十七の最新作は何ですか?
- 最新作は『ビッグコミックスペリオール』(2026年7月24日時点)です。
- 増村十七の代表作・人気作は何ですか?
- レビュー数の多い代表作は『花四段といっしょ』、『バクちゃん』、『ビッグコミックスペリオール』などです。
- 増村十七の漫画はどこで読めますか?
- 増村十七の作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。