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小松左京の作品一覧

こまつさきょう

未来と文明を問い続けたSF御三家、知識人としての活動も広大

どんな作家?

小松左京は1931年大阪生まれ。京都大学で冶金工学を学んだ技術者出身の背景を持ち、1962年『易仙逃里記』でデビュー。星新一、筒井康隆と並ぶ「SF御三家」として日本SF界を代表する存在となりました。単なるSF作家の枠に収まらず、1970年の大阪万博ではテーマ館サブ・プロデューサー、1990年の国際花と緑の博覧会では総合プロデューサーを務めるなど、活動範囲は極めて幅広かったです。未来学研究会やメタボリストといった知識人グループとの交流を通じ、科学技術のみならず建築、都市計画、日本論など多岐にわたる領域で発言してきた知識人でもあります。映画製作にも手を広げ、自ら製作会社を立ち上げるなど、戦後日本を代表する知識人として活躍しました。

代表作と作風

代表作『日本沈没』(1973年)は、プレート運動により日本列島が沈降する危機に直面した人類の対応を描く長編SFです。複数の登場人物による群像劇として展開し、国家存亡の危機における人間の選択と行動を問います。このほか『日本アパッチ族』『果しなき流れの果に』など、近未来の社会問題や人類文明の可能性を直視する作品を多数発表してきました。小松のSFは、遠い宇宙や異世界といった逃避的なテーマより、現実と隣り合わせの未来、人類と文明の根本的な課題に向き合う傾向が強いです。科学知識に裏打ちされた想像力と、知識人としての問題意識が融合した独特の世界観が特徴。エンタテインメント性と思想性を併せ持つ作風として高く評価されました。

この作家を読むなら

『日本沈没』は小松左京の代表作にして最高傑作であり、最初の読書体験として最適です。長編ながら驚くほどのページターナーぶりで、SF初心者でも読みやすくなっています。歴史に残るほどの影響力を持つ作品で、映画化やドラマ化、漫画化など多くのメディアミックス版が存在するため、自分の好みに合わせた接近が可能です。本稿の担当作品には複数版の『日本沈没』が含まれており、長年にわたって読み継がれている証拠。その後『日本アパッチ族』や『果しなき流れの果に』へと進むことで、小松が取り組んだテーマの多様性が見えてくるでしょう。2011年に亡くなりましたが、彼の主要作品は現在も新装版や電子版で入手可能です。

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小松左京に関するよくある質問

小松左京の最新作は何ですか?
最新作は『日本沈没 超合本版』(2020年10月3日時点)です。
小松左京の代表作・人気作は何ですか?
レビュー数の多い代表作は『日本沈没』、『AWAY-アウェイ-』、『大侵略』などです。
小松左京の漫画はどこで読めますか?
小松左京の作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。