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井浦秀夫の作品一覧

いうらひでお

市井の人間模様を辛辣に描く、隠れた傑作作家

どんな作家?

井浦秀夫は1955年長野県出身の漫画家。早稲田大学在学中に漫画研究会に所属し、東海林さだおのアシスタントを経て1979年に『私は人を殺した』でデビュー。以来、読み切りやゲスト連載で実力を蓄積してきた。30代から連載活動を本格化させ、小市民のセコさやズルさ、そして人間関係の複雑さを描く作品で独自の地位を確立しました。1991年の『少年の国』は新興宗教をテーマにした超能力SF作品として評価を得ており、その後は1998年からアダルトビデオ産業に携わる人々を綿密に取材したノンフィクション作品へと創作の幅を広げていきます。

代表作と作風

最大の代表作は『弁護士のくず』(2003年開始)。型破りで問題ばかり起こす弁護士・九頭元人が、依頼者の悩みや事件の裏側にある人間模様を、常識外の方法で解決していくブラック・コメディです。2006年にはテレビドラマ化もされ、小学館漫画賞を受賞。その後『弁護士のくず 第二審』と改題され、合計21巻の壮大なシリーズへ成長しました。2016年開始の『刑事ゆがみ』も型破りの刑事を主人公とした同系統の作品。井浦の作風は一貫して、本音と建前のズレ、吹き出し外にこぼれる本当の気持ちをユーモアとともに描きながら、人間の良心や正義の曖昧さをつく点にあります。青春物語から精神世界をテーマにした作品まで幅広く手がけてきた、ストーリーテラーとしての実力は確かです。

この作家を読むなら

井浦秀夫の作品世界を知るなら、まずは『弁護士のくず』から入るのが最適。全21巻という長さはありますが、主人公の奔放さと事件解決の爽快感が一貫して保たれ、人間関係の描写も深く、一気読みさせる魅力があります。2014年に第一部が完結し、第二審へと続く構成になっているため、段階的に読み進めることも可能。小学館のビッグコミックスから刊行されており、現在も入手しやすい状態です。『刑事ゆがみ』は同じく連載中で、より現代的なテーマに取り組んでいます。いずれも現実的な人間関係のアンバランスさに笑いと共感が混在する、井浦ならではの世界が体験できます。

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井浦秀夫に関するよくある質問

井浦秀夫の最新作は何ですか?
最新作は『ビッグコミックオリジナル』(2026年7月21日時点)です。
井浦秀夫の代表作・人気作は何ですか?
レビュー数の多い代表作は『弁護士のくず』、『弁護士のくず 第二審』、『刑事ゆがみ』などです。
井浦秀夫の漫画はどこで読めますか?
井浦秀夫の作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。