矢立肇の代表作は、いずれもガンダムシリーズのスピンオフ・外伝作品です。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は安彦良和の画により、アニメ版とは異なる独自設定でガンダムの起源を描き、高い人気を獲得しています。『機動戦士ガンダム サンダーボルト』は太田垣康男の手による、ハイコンテラストな絵柄で戦争の過酷さをリアルに表現した作品です。『MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』はメカ設定を深掘りしながら、歴史に埋もれたパイロットの運命を追う群像劇となっています。『機動戦士クロスボーン・ガンダム』シリーズは、より遠い未来の宇宙世紀を舞台とした冒険活劇です。共通する特徴として、正史と異なる設定を活かしながら、戦争の中に生きる兵士たちの人間ドラマを丁寧に描くことが挙げられます。