1964年生まれ、東京都生まれ・千葉県出身の漫画家。1986年に『モーニングパーティー増刊』で『
逮捕しちゃうぞ』を連載デビューさせ、その後『月刊アフタヌーン』の看板作家として活躍してきました。イラストレーターとしても活動し、セガの『
サクラ大戦』シリーズではキャラクター原案を担当するなど、ゲーム業界とのつながりも深いです。デビューから35年以上にわたって創作活動を続けており、2021年時点でも新作を連載中。その長いキャリアの中で、日本の漫画文化に大きな影響を与えてきた作家です。
代表作『
ああっ女神さまっ』は、北欧神話をモチーフにした神々が人間界に現れることで起こる騒動を描いたラブコメディ。1988年から連載開始し、2014年までの長期連載で全308話、単行本48巻を数える大作です。2009年には講談社漫画賞を受賞し、2500万部以上の売上を記録。本作の魅力は、ドタバタコメディとしての面白さと淡い青春ドラマの融合、さらにはモータースポーツといった多様なジャンルの要素を統合した独特の世界観にあります。藤島の作風は、可愛らしく魅力的なキャラクターデザインと、日常と非日常の衝突から生まれるユーモアを得意とします。緻密で洗練された絵柄も特徴で、長期連載を通じて細部まで丹寧に描き込まれた世界観が高く評価されています。
『
ああっ女神さまっ』は藤島康介の最大の代表作であり、入門に最適です。全48巻という長さがありますが、新装版も刊行されているため読みやすい版を選べます。アニメ化も複数されているため、まず映像で世界観を理解してから原作漫画に入るのも一つの方法です。デビュー作『
逮捕しちゃうぞ』は同時期の別の表現媒体での展開もあり、カジュアルな入口として機能します。『月刊アフタヌーン』での連載作『
トップウGP』など、最新作も継続中ですので、長期にわたって新作を追いかけることができます。二次利用も豊富で、アニメや映画化作品からのファンも多くいます。