広井王子は、セガのゲーム『
サクラ大戦』の生みの親として知られる脚本家・ゲームデザイナーです。ゲーム制作で培ったストーリーテリングのスキルを活かし、『
サクラ大戦』の漫画化にあたっては単なる映像化ではなく、漫画という媒体に合わせて脚本を改めて書き下ろしました。ゲーム原作作品の漫画化では、原作の世界観を守りつつ、新たな表現方法を探る立場で活動しており、漫画原作者としても信頼を集めています。主にセガの主力作品を原作とした漫画制作に関わっており、エンタメ性の高い作品群を手がけています。
代表作は『
サクラ大戦 漫画版』と『
サクラ大戦 漫画版第二部』で、いずれもセガの人気ゲーム『
サクラ大戦』を原作としており、累積36件・11件のレビューを獲得するなど読者からの支持が厚いです。広井王子が脚本を新たに執筆することで、ゲーム版とは異なるアプローチでキャラクターとストーリーが展開します。他には推理色の強い『
烏丸響子の事件簿』(10巻完結)や歴史冒険活劇『
戦国ブラッド』など、バラエティに富んだ作品を執筆しています。作風の共通点は、ゲーム産業での経験に基づいた、キャラクター設定を活かしたドラマ性と、エンタメ作品としての構成力にあります。
『
サクラ大戦』ファンなら漫画版は必読です。ゲーム版をプレイしていなくても、漫画として自立した作品として楽しめるよう脚本が組み直されています。現在『
サクラ大戦 漫画版』『
サクラ大戦 漫画版第二部』『
ソラとウミのアイダ』が連載中で、最新作を追える状況が続いています。広井王子の原作作品を初めて読む場合、ゲーム版の知識がなくても理解できる『
烏丸響子の事件簿』から入るのも選択肢です。各作品とも複数巻で完結あるいは進行中のため、シリーズを通じて作家の脚本手法を追うことができます。