群馬県出身の小説家・脚本家。千葉大学文学部史学科卒業後、SATZ所属として活動しています。子安秀明の名前を知らずとも、彼が関わったアニメ作品を見たことがある人は多いでしょう。『GJ部』『アキカン!』でシリーズ構成を担当し、『
ゆるゆり』『
ラブライブ!』といったヒット作の脚本を手がけるなど、アニメ業界での実績は豊富です。一方、ライトノベル作家としても『ランス・アンド・マスクス』を執筆。自作のアニメ化では脚本とシリーズ構成を自ら務めるなど、原作者としてのビジョンを映像作品に反映させています。
子安秀明の主な漫画作品は『
紅 kure-nai』です。片山憲太郎のライトノベル『紅』をコミカライズした作品で、2007年の『ジャンプスクエア』創刊号から2012年まで連載されました。初期は1話完結のオリジナルストーリー、その後原作の要素を取り入れながらも、漫画ならではのアレンジを交えた展開を見せています。また『
狗ハンティング』『
探偵オペラ ミルキィホームズ はじめまして。』なども手がけており、多様なジャンルに対応する柔軟性が特徴です。脚本家としての活動が中心であるため、漫画作品の数は限定的ですが、いずれも既存の人気作品との関わりが深く、アニメ化実績の高さが物語っています。
子安秀明の漫画作品は、アニメ化された人気作のコミカライズが主となります。『
紅 kure-nai』は全10巻で完結しており、入手しやすい状態で完読できます。ただし、本来の原作はライトノベルであり、漫画版はコミカライズ版として独自の改変が加えられている点を理解した上での読了をお勧めします。『
狗ハンティング』『
探偵オペラ ミルキィホームズ はじめまして。』は連載中またはシリーズが継続している作品です。子安秀明を知りたいなら、まず彼が脚本を手がけたアニメ作品から入り、その後漫画化作品へ進むのも一つの読み方といえるでしょう。