熊本県出身の漫画家・イラストレーター。pixivでのイラスト活動が認められ、2014年には『
龍の歯医者』というショートアニメで龍のキャラクターデザインを手がけるなど、デジタルプラットフォームからのキャリアをスタートさせました。漫画家としては、2016年の第2回ヤングチャンピオンコミック杯で準入選した『
放課後ていぼう日誌』の読み切り版でデビュー。翌2017年には同作を『
ヤングチャンピオン烈』で連載化し、これが初連載作となりました。その後、テレビアニメ化やドラマ化など大きなメディア展開を経験しています。2020年の令和2年7月豪雨で自宅が被災し、一時連載を中断するなど、創作活動に影響を受けた経歴もあります。
代表作『
放課後ていぼう日誌』は、高校進学を機に都会から地方へ移った主人公が、釣り部の仲間たちと過ごす日常を描く作品です。釣りというニッチな題材を取り上げながら、高校生活の青春や友情、地域との繋がりといった普遍的なテーマを丁寧に描いています。100万部超の発行部数とアニメ・ドラマ化という成功は、この作品の持つ親しみやすさと温かみを証明しています。作風の特徴は、釣りや地方の風景を細部まで描き込む緻密さと、キャラクターの表情や日常の会話を柔らかく表現する優しい画風です。ほのぼのとしながらも、青春の葛藤や成長が無理なく織り込まれており、幅広い世代に受け入れられる作品となっています。
『
放課後ていぼう日誌』からのスタートが最適です。読み切り版と連載版が存在しますが、設定が一部異なるため、単行本化されている連載版から始めることをお勧めします。現在、単行本は15巻まで刊行されており、連載中のため最新話はヤングチャンピオン烈で追える状態です。アニメ版(2020年4月放映)やドラマ版(2023年6月配信)も存在するため、映像作品から入るのも良い選択肢となります。釣りの知識がなくても問題なく読める、日常系の青春ストーリーを探している方や、丁寧で温かみのある絵柄の作品を好む読者に特にお勧めできます。