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野原広子の作品一覧

のはらひろこ

夫婦・親子・人間関係の違和感を描く、セミフィクション・エッセイ漫画家

どんな作家?

野原広子は神奈川県出身の漫画家・エッセイスト・イラストレーター。40歳を過ぎてから「娘が学校に行きません - 親子で迷った198日間 -」でデビューした、比較的遅咲きの作家です。デビュー後、夫婦関係や家族をめぐるセミフィクション作品を次々と発表。「離婚してもいいですか?」で第20回コミックエッセイプチ大賞B賞を受賞し、その後2021年には第25回手塚治虫文化賞短編賞も受賞するなど、業界から高く評価されています。コミックエッセイの体裁をとりながらも、デビュー作を除いてセミフィクション・フィクションの要素を組み込んだ作品づくりをしており、編集者のアドバイスを経て、この表現形式の自由さを受け入れました。日常のなかの違和感や葛藤を、等身大のタッチで描く作家として認識されています。

代表作と作風

野原広子の代表作は、夫婦・親子・ママ友といった身近な人間関係のギクシャクに焦点を当てたものが多いです。最も読者評価が高い「妻が口をきいてくれません」は、夫婦間のコミュニケーション断絶をテーマに描いた作品。「離婚してもいいですか?」は結婚生活の危機と選択を扱い、「消えたママ友」と「ママ友がこわい」はママ友との関係性の複雑さを題材としています。初期作「娘が学校に行きません」は子どもの不登校という実体験をベースにした作品です。共通する特徴として、家族や身近な他者との関係で生じる心理的な距離感や言葉にならない違和感を、細やかな表現で浮かび上がらせています。日常会話のなかの微妙なズレや、その背景にある心理状態を丁寧に描くことで、読者に共感と問い直しの機会を与える作風となっています。

この作家を読むなら

野原広子の作品は、夫婦関係や子育てをめぐる悩みを持つ読者、あるいは人間関係の複雑さに関心のある読者に向いています。入門作としては、最もレビュー数が多く読者層が広い「妻が口をきいてくれません」から始めるのがよいでしょう。その後「離婚してもいいですか?」へと進むことで、作家の視点の幅が分かります。より広い家族関係に興味があれば初期作「娘が学校に行きません」を、ママ友関係の描写を知りたければ「消えたママ友」「ママ友がこわい」がおすすめです。各作品は1巻で完結もしくは連載中であり、比較的短編で読みやすく、気になるテーマから始めても問題ありません。出版社の版元に確認すれば、現在も通常版の入手は容易な状況と考えられます。

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野原広子に関するよくある質問

野原広子の最新作は何ですか?
最新作は『文庫版 妻が口をきいてくれません』(2026年7月23日時点)です。
野原広子の代表作・人気作は何ですか?
レビュー数の多い代表作は『妻が口をきいてくれません』、『離婚してもいいですか?』、『消えたママ友』などです。
野原広子の漫画はどこで読めますか?
野原広子の作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。