馬場翁は、投稿型小説サイト「小説家になろう」を舞台にデビューした日本のライトノベル作家です。オンライン小説として連載された作品がカドカワBOOKSより書籍化され、出版業界での認知を広げました。なろう系と呼ばれる異世界転生ものの人気上昇期に活躍した作家の一人で、独特の世界観と物語構成で多くの読者を獲得しています。デビュー作でありながら、複数のメディアミックス化やシリーズ展開を実現するなど、大きな商業的成功を収めています。
馬場翁の代表作『
蜘蛛ですが、なにか?』は、異世界で蜘蛛の姿に転生した主人公の冒険を描く作品です。2015年の書籍化から2022年まで全16巻が刊行されました。『このライトノベルがすごい!』では2017年版で2位、2018年版で3位と高い評価を得ており、シリーズ累計430万部を突破する大ヒット作となりました。コミカライズ版も「ピッコマAWARD 2022」でIGNIS賞を受賞するなど、複数のメディアで高い評価を獲得しています。馬場翁の作風は、異世界での冒険とキャラクターの成長を軸としながらも、ユニークな設定とユーモアを交える点に特徴があります。
馬場翁の作品は『
蜘蛛ですが、なにか?』を中心に展開しており、本編の他にスピンオフ作品『蜘蛛子四姉妹の日常』も刊行されています。入門には、まず本編の第1巻から読み始めることをお勧めします。書籍版は2015年から2022年にかけて刊行が完了しており、紙版・電子版ともに現在も流通しています。また、コミカライズ版も並行して読むことで、異なる表現での物語体験が可能です。すべてのシリーズが現在も読める環境にあるため、まとめて追いかけることができます。