本田は、書店のコミック売り場で10年間の実務経験を持つ作家です。『
ガイコツ書店員 本田さん』でデビューし、その作品は自身の書店員時代の実体験を題材としたエッセイ漫画となっています。本田は連載中に退職を決意し、その後は出版・書籍文化についてのより広い視点を持つようになりました。書店という現場で培った読書家心理や出版業界の実態を、等身大の視点から描く作家として認識されています。
デビュー作『
ガイコツ書店員 本田さん』は、書店員としての日々の業務や顧客とのやり取りを描いたエッセイ漫画です。全24話で完結し、コミックス全4巻が刊行されました。本作の特徴は、書店現場のリアルな風景と、そこで出会う多様な読者たちのエピソードをユーモアを交えて記録していることです。本田の後発作『
ほしとんで』『
病める惑星より愛をこめて』『
たったひとつのことしか知らない』など、複数の連載作品を手がけており、エッセイ漫画から創作漫画まで幅広いジャンルに取り組んでいます。共通して、観察眼の鋭さと、人間関係や社会現象に対する思慮深い視点が作風の特徴となっています。
まず『
ガイコツ書店員 本田さん』から入るのが最適です。本田のデビュー作であり、作風を最も良く理解できる作品です。書店文化に関心のある読者はもちろん、日常の中の小さな発見を愛する読者にも向いています。全4巻の完結作品で手軽に完読でき、コミックスはMFC ジーンピクシブシリーズから刊行されています。その後、『
ほしとんで』『
病める惑星より愛をこめて』などの連載作品で、本田の表現の幅広さを確認できます。現在も複数の作品が連載中であり、新作を追いかけることで作家の成長を実感できる状況にあります。