オカヤドは、乾武丸名義での活動も行う日本の漫画家です。創作活動は2000年代後半からネット上に投稿していた1ページの成人向け漫画に遡ります。特にモンスター娘を題材とした短編が注目を集め、2011年にはアンソロジーコミックス『けもも』への掲載をきっかけに商業誌進出を実現。翌2012年に『
月刊COMICリュウ』での連載開始へと繋がります。ネットカルチャーから生まれた創作が、出版業界での成功へと発展した異例のキャリアを持つ作家です。
代表作『
モンスター娘のいる日常』は、他種族との交流を定めた法律が施行された現代社会を舞台にした作品です。蛇女、スライム、ハーピーなど様々なモンスター娘が日常生活を通じて主人公と関わり、恋愛へ発展していく物語。異種族ながらも人間らしい個性を持つキャラクターたちが多く登場し、コメディとロマンス、時にはシリアスな展開を交織させながら進みます。2015年にはテレビアニメ化も実現し、幅広い層に認知されました。オカヤドの作風は、ファンタジー要素を現代社会に違和感なく組み込み、多様なキャラクターの個性を活かしたコミカルな日常描写が特徴です。
オカヤドの作品の入門は『
モンスター娘のいる日常』一択です。商業化前のネット投稿版とは異なり、連載版は幅広い読者層を想定した内容にアレンジされており、特別な知識がなくても楽しめます。20巻を超え連載中の人気作であり、電子書籍や紙本での入手も容易です。異種族ラブコメに興味がない場合でも、ユニークなキャラクター設定とテンポの良いコメディが読み応えを持つ作品となっています。また、『
モンスター娘のいる日常 4コマアンソロジー』は本編の副読本として、キャラクターたちの別側面を楽しめます。