埼玉県鴻巣市出身。早稲田大学卒業後、当初はギャグ漫画家志望で新人賞に投稿していました。赤塚賞やジャンプ十二傑新人漫画賞の最終候補に残るなど評価を受けながらも、ストーリー漫画の原作へと転向。印刷会社の営業職として働きながらネーム制作を続けていました。2010年、副編集長の目に留まった過去作がきっかけでギャグ漫画に立ち戻り、2011年に『少年ジャンプNEXT!』で『
烈!!!伊達先パイ』によってデビュー。その後、柔道漫画『
ジュウドウズ』を経て、青年漫画の『
忍者と極道』で新たなステージへと進みました。紆余曲折の道のりの中で、多くの編集者やスタッフとの関係を大切にしながら創作を続けています。
デビュー作『
烈!!!伊達先パイ』はバスケットボール漫画で、読切版『伊達先輩』から発展させた作品です。その後『
ジュウドウズ』では柔道を題材とした青春漫画に挑戦しました。現在、最大の注目作は『
忍者と極道』。近藤初の青年漫画であり、現代日本を舞台に忍者と極道の抗争を描くアクション作品です。生首が飛ぶなど凄絶な描写が特徴で、登場人物の台詞に独特のルビ(例:「裏社会(
ウラ)」「来襲(く)る」)を多用し、視覚的・言語的な表現で世界観を強調しています。ジャンルの幅広さから、多くの題材に適応できる作風の柔軟さが伺える一方、キャラクターの魅力を引き出すことに定評があります。
近藤信輔の世界観を知る入口として、デビュー作『
烈!!!伊達先パイ』から始めるのが自然です。その後『
ジュウドウズ』で彼のストーリー構成力を、そして『
忍者と極道』で青年漫画としての表現の幅を感じることができます。『
忍者と極道』はWEBアプリ『コミックDAYS』で連載中の作品で、最新話まで追いながら読むことが可能です。複数の作品から今なお新作が連載されており、近藤の創作活動は継続中。興味の向く作品から手に取り、彼のキャリア全体を通じて変わっていく表現方法を追うのも楽しみ方のひとつです。