乾みくの作品一覧
いぬいみく
着物への愛情が映る、幕末江戸を舞台にした物語の描き手
どんな作家?
乾みくは、着物文化を深く愛する女性漫画家です。自身が「着物好き」と公言する通り、その魅力を作品に活かしています。2013年時点で『コミックZERO-SUM増刊WARD』にて連載活動を行い、単発のアンソロジーコミックへの執筆陣として参加するなど、多角的に創作活動を展開していました。ただし技術的な課題としてカラーが苦手であることを自ら認め、その旨をあとがきに描いたところ、全国のファンから励ましが届いたというエピソードがあります。自画像は着物を着たひよこというユニークなキャラクターで、作風に一貫した個性的な世界観を持つ作家です。
代表作と作風
代表作『緋の纏』は、幕末の江戸を舞台にした歴史ロマンです。身分を隠した武家の子息が、江戸火消し「く組」の一人に助けられたことをきっかけに、一般庶民として江戸の生活を送るようになるという貴種流離譚で、身分差を超えた人間関係の構築が物語の中核を成しています。全10巻での連載展開となりました。乾みくの作風の最大の特徴は、登場人物の衣装が着物で統一されていることで、時代背景や人物の個性を視覚的に表現しています。また、本編の随所に登場するおまけマンガでは、デフォルメされたキャラクターたちが活躍し、ユーモアと温かみのあるトーンを作品全体に与えています。
この作家を読むなら
『緋の�rape』は乾みくの唯一の主要作品であり、この作家を知るための入門作となります。連載は2014年9月に作者の体調不良により休載となり、その後2015年5月に掲載紙が休刊となったため、物語としては一区切りついた状態です。全10巻が刊行されており、一迅社から出版されています。着物文化への造詣、江戸時代への興味、人間ドラマを重視する読者に特に向いています。幕末という歴史的背景の中で、庶民と武家という階級の違いを背景にした関係性の築かれ方を丁寧に描いており、ゆっくりとした時間軸で物語が進むため、雰囲気を大事にしたい読者におすすめです。
乾みくに関するよくある質問
- 乾みくの最新作は何ですか?
- 最新作は『緋の纏』(2014年10月16日時点)です。
- 乾みくの代表作・人気作は何ですか?
- レビュー数の多い代表作は『緋の纏』などです。
- 乾みくの漫画はどこで読めますか?
- 乾みくの作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。