片桐いくみは、やわらかな線とシャープな画風を兼ね備えた日本の漫画家・イラストレーターです。峰倉かずやのアシスタント経験を経て漫画家活動を開始し、現在は一迅社の『月刊ZERO-SUM』を主な活動の舞台としています。二宮愛との作画・原作タッグが特徴で、複数の作品において二宮が原作を担当しながら、片桐がその独特の画風で物語を視覚化しています。ゲーム化された作品を漫画化するなど、既存のメディア作品からの展開も手がけており、多方面でのクリエイティブワークを展開しています。
代表作『Are you alice?』は、ドラマCDやゲーム化された作品の漫画化で、二宮愛の原作に基づいています。自分の記憶を失った少年が不思議な世界で謎めいたゲームに巻き込まれるストーリーで、常識が通用しない世界観を舞台に展開します。同じく『
GOD EATER』シリーズも手がけており、ゲーム原作のコミカライズで、アクション性の高い世界観を描いています。片桐の作風の特徴は、やわらかながらも鋭敏な線描で、ダークで複雑な世界観や心理描写を表現する点です。ファンタジー・異世界をテーマにした作品が多く、既存メディアの世界観を尊重しながらも、独自の視覚的表現で読者を引き込む力を持っています。
片桐いくみの作品は、一迅社『月刊ZERO-SUM』で主に連載されているため、単行本・連載誌での入手が基本です。『Are you alice?』は12巻まで刊行されており、現在も連載中で最新刊の入手も容易です。ゲーム原作に興味がある場合は『
GOD EATER』シリーズから入るのも良いでしょう。作品によって完結・連載中の状態が異なるため、完結作を優先したい場合は『
調律葬交Zyklus;CODE』のように完結している作品を選ぶ方法もあります。片桐の画風とダークファンタジー世界観に魅力を感じたら、複数作品を読み比べることで、作家としての表現の幅を楽しめます。