みもりは、漫画家・イラストレーターとして複数のペンネーム(伊井トモ、巽アキラなど)で活動する作家です。2004年にスクウェア・エニックスマンガ大賞を『99+1』で受賞し、その後も月刊Gファンタジーなどの誌面で精力的に執筆してきました。同人ゲーム『
ひぐらしのなく頃に』の漫画化を手がけるなど、ゲーム原作の適応作品にも関わっています。みもり特有のダークで陰影の強い絵柄が作品の世界観を支える大きな要素となっており、シリアスな物語表現を得意とする作家として知られています。
代表作『
地獄堂霊界通信』は現在も連載中の主力作品で、怪奇・ダークなテーマを扱う作風が際立っています。『
ひぐらしのなく頃に 宵越し編』は、原作・竜騎士07による同人ゲーム『
ひぐらしのなく頃に』の外伝漫画化。芥川龍之介の『
藪の中』をモチーフにした平成を舞台とした後日譚で、みもりの特徴であるダークな絵柄と相まって、シリアスで重厚な世界観を実現しています。このシリーズ作品は「萌え」やラブコメ要素を最小限に抑え、サスペンスドラマ的な緊張感が貫かれています。『
しゃばけ漫画 仁吉の巻』『
押入れの少年』など、複数の連載作品を手がけており、小説原作の漫画化なども含め、多様なジャンルの作品を描く多才さを示しています。
みもりの作風を知るなら、現在も連載中の『
地獄堂霊界通信』から始めるのが最適です。この作品が作家のダークな世界観と絵柄を最も効果的に示しています。すでに読み終えられる完結作としては『
ひぐらしのなく頃に 宵越し編』全2巻が良い選択肢。原作ゲームの知識がなくても、独立した物語として読むことができます。その他『
しゃばけ漫画 仁吉の巻』『
押入れの少年』も連載中で、イラストレーターとしての活動を含め、幅広い作品にふれられます。スクウェア・エニックスの『
月刊Gファンタジー』や『コンプエース』などの誌面で多くの作品が掲載されているため、入手性も良好です。