佐藤まさきは1976年生まれの日本の漫画家。血液型A型。長年にわたり多くの連載作品を手がけ、累計516巻という膨大な作品量を世に送り出しています。特に注目すべきは、特撮テレビドラマとの連動が強い作品が多いことです。原作・脚本家とのタッグにより、既存の映像作品の世界観を漫画という媒体で拡張・深化させる取り組みに特に定評があります。週刊少年誌から大人向けコミック誌まで幅広い媒体で活動しており、様々な読者層に支持されています。
最大の代表作は『
風都探偵』で、2017年より『ビッグコミックスピリッツ』で連載中。2009~2010年放送の特撮ドラマ『仮面ライダーW』の続編にあたり、原作・脚本は『W』と同じく石ノ森章太郎・三条陸が担当。私立探偵・左翔太郎とその相棒フィリップが活動する「風都」を舞台に、ヒーロー活動と探偵業を並行させる物語です。新規読者向けに設定を丁寧に説明する一方で、ドラマでは表現しきれなかった大人向けの描写も取り入れており、幅広い年代対応を実現。300万部を突破する人気を獲得しています。その他『
LOVE理論』『
釣りチチ・渚』『
超無気力戦隊ジャパファイブ』など複数の連載を展開し、バラエティ豊かなジャンルを描き分ける柔軟性が特徴です。
『
風都探偵』は最新の大型連載かつ現在も連載中のため、最新刊から入るのが現実的です。『仮面ライダーW』を見たことがない人でも、作中で設定が丁寧に説明されるよう工夫されているため、漫画単体での理解は充分可能。ただしドラマを先に見ると、より深く登場人物や世界観を味わえます。単行本は小学館のビッグスピリッツコミックスから刊行されており、図書館や電子書籍でも入手しやすい状況です。佐藤まさきのキャリアは長く、他作品も多いため、気になる作品があれば順次開拓していくとよいでしょう。