TAGROは、日本の漫画家・イラストレーターです。中央大学を中退後、漫画制作の道へ進みました。生年や出身地は非公開としていますが、制作した作品には石川県出身のキャラクターが登場することがあります。ただし、その設定は作者本人の背景とは無関係です。かつては同人活動時代に「たぐちたぐろう」というペンネームを使用していた時期もあります。TAGROの最大の代表作『
変ゼミ』は、2006年に講談社の『モーニング2』で連載を開始。その第1巻・第2巻の帯に寄せたコメントは、著名作家・西尾維新からも注目されるなど、業界内での認知度も高い作家です。
『
変ゼミ』は、TAGROの代表作にして出世作です。前身となる『
変態生理ゼミナール』の内容を一部引き継いだリメイク作品で、全11巻で完結し、後にアニメ化も実現しました。変態的なキャラクターや下ネタを軸としたラブコメディとして、多くのファンに支持されています。このほか『
宇宙賃貸サルガッ荘』などの作品でも、ユニークなキャラクター設定と軽妙なギャグを組み合わせた作風が特徴です。TAGROの作品全体を通じて、キャラクターの個性を引き立たせる画力と、下ネタやメタフィクション的な笑いを取り交ぜたストーリーテリングが一貫した持ち味となっています。
TAGROの入門作として、最初に手に取るべきは『
変ゼミ』です。同作は全11巻で完結しており、完成度の高いストーリーを一気読みできます。すでにアニメ化もされているため、映像版と漫画版を組み合わせて楽しむのも良いでしょう。『
宇宙賃貸サルガッ荘』(全4巻完結)も、比較的短めで作者の作風をつかみやすい作品です。前身作品『
変態生理ゼミナール』も単行本化されており、より作者の原点に興味がある読者はこちらも参考になります。現在、TAGROの作品は講談社などから刊行されており、主要な電子書籍ストアでも入手可能です。