緑川ゆきの作品一覧
みどりかわゆき
妖怪と人間の絆を描く、優しく切実なストーリーテラー
どんな作家?
熊本県出身の緑川ゆきは、1999年に『あかく咲く声』で白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞を受賞し、『LaLa』の看板作家として活躍しています。デビュー作から一貫して、白泉社の月刊誌『LaLa』『LaLa DX』を中心に作品を発表してきました。読み切りからスタートした『あかく咲く声』は連載化され、その後も『アツイヒビ』『緋色の椅子』など短編作品を手がけながら、2007年から『夏目友人帳』の連載を開始。この作品が累計1800万部を超える大ヒットとなり、現在も『LaLa』で連載を続けています。静かで内省的な物語世界を得意とする作家として、多くの読者に支持されています。
代表作と作風
代表作『夏目友人帳』は、幽霊が見える高校生・夏目が祖母から受け継いだ「友人帳」(妖怪の名前を記した帳面)をめぐる物語です。妖怪たちに自分の名前を返すという優しいテーマで、人間と妖怪が一話完結で出会い、別れ、時に心を通わせていく様子が描かれます。緑川作品の共通点は、人間関係の複雑さや秘密、葛藤をしんみりとした筆致で捉えることです。デビュー作『あかく咲く声』では、秘めた力と無口な主人公の内面を丁寧に描き、『アツイヒビ』などの短編群では高校生たちの微妙な心理や人間関係を細やかに表現しています。どの作品も派手さより真摯さを重視し、読者の心に静かに響く設定と展開が特徴です。
この作家を読むなら
入門には圧倒的に『夏目友人帳』をお勧めします。初巻から短編形式で妖怪との出会いが描かれるため、読みやすく作品世界に入りやすいです。アニメも7期まで放送されており、映像版で世界観をつかんでから漫画に進むのも良いでしょう。単行本は全33巻が刊行され、現在も連載中です。作者の初連載作『あかく咲く声』全2巻や、短編集『アツイヒビ』『緋色の椅子』は緑川作品の原点を知りたい方向け。『夏目友人帳』の中でも、スピンオフの『ニャンコ先生が行く!』は番外編として楽しめます。どの作品も白泉社から刊行されており、現在も一般的に入手できます。
緑川ゆきに関するよくある質問
- 緑川ゆきの最新作は何ですか?
- 最新作は『夏目友人帳』(2026年4月3日時点)です。
- 緑川ゆきの代表作・人気作は何ですか?
- レビュー数の多い代表作は『夏目友人帳』、『愛蔵版 蛍火の杜へ』、『あかく咲く声』などです。
- 緑川ゆきの漫画はどこで読めますか?
- 緑川ゆきの作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。