さいふうめいの作品一覧
さいふうめい
ギャンブルの心理と勝負の本質を描く、学究的な漫画原作者
どんな作家?
さいふうめいは、福岡県久留米市出身の漫画原作者にして、ギャンブル評論家・劇作家。本名の竹内一郎として、宝塚造形芸術大学教授として活動する知識人です。横浜国立大学で心理学を学んだ後、劇団活動を経て、1980年代から劇作家・演出家として活動してきました。その一方で、雀聖・阿佐田哲也に私淑し、ギャンブル論と漫画原作の執筆を開始。2005年には『人は見た目が9割』でベストセラー作家となり、2006年には『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』でサントリー学芸賞を受賞するなど、学術的な著作でも知られています。筆名「さいふうめい」は「一切不明」に由来するユーモアある命名です。
代表作と作風
代表作『哲也~雀聖と呼ばれた男~』は、戦後復興期を舞台に麻雀の玄人として成長する主人公・哲也の姿を描いた41巻の完結作。阿佐田哲也の著作『麻雀放浪記』などを参考に再構成されており、実在のギャンブラーたちが登場します。第24回講談社漫画賞受賞、累計1600万部の大ロングセラーでもあります。作中では麻雀のほか花札やチンチロリンなども扱われ、ギャンブルの多面性を表現。さいふうめいの作風は、心理学的な洞察と人間ドラマを軸としながら、勝負師たちの生き様や葛藤を深掘りすることが特徴です。「学歴と麻雀の能力は反比例する」という独特の世界観も、原作者の思想が色濃く反映されています。
この作家を読むなら
さいふうめい作品の入門には、圧倒的な知名度と完結度から『哲也~雀聖と呼ばれた男~』をお勧めします。全41巻で完結しており、現在も新潮社などから文庫版が刊行されています。アニメ化もされているため、映像作品から入るのも一手。その他の作品『少年無宿 シンクロウ』『天狼』『賭博師 梟』『バサラ~破天の男~』などは、連載中または少巻数のため刊行状況を確認してから手に取るのが良いでしょう。学究的バックグラウンドを持つ原作者だけに、表面的なギャンブル描写にとどまらず、人間心理と勝負の本質を掘り下げた作品が多いのが特徴です。
さいふうめいに関するよくある質問
- さいふうめいの最新作は何ですか?
- 最新作は『バサラ〜破天の男〜』(2021年6月17日時点)です。
- さいふうめいの代表作・人気作は何ですか?
- レビュー数の多い代表作は『哲也〜雀聖と呼ばれた男〜』、『少年無宿 シンクロウ』などです。
- さいふうめいの漫画はどこで読めますか?
- さいふうめいの作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。