舞城王太郎の作品一覧
まいじょうおうたろう
覆面作家が紡ぐ、福井発の奇想冒険譚
どんな作家?
舞城王太郎は1973年生まれ、福井県出身の小説家・脚本家・漫画原作者です。学歴・職歴を非公表にする覆面作家として知られており、受賞式への欠席も話題となりました。2001年『煙か土か食い物』でメフィスト賞を受賞してデビュー後、講談社ノベルスでミステリ作品を矢継ぎ早に発表。その挑発的なストーリーとスピード感ある文体が評価されました。その後、2003年『阿修羅ガール』で三島由紀夫賞を受賞するなど、ミステリから純文学へと活動の幅を広げています。西尾維新ら同時期デビューの作家とともに、文芸誌『ファウスト』の看板として活躍してきました。
代表作と作風
最新の代表作『バイオーグ・トリニティ』は、大暮維人とのコンビで大暮が担当する漫画作品です。両手に穴が空く「バグ」という現象が存在する世界を舞台に、その能力を持つ「バグラー」たちと違法行為を行う「バイオーグ」の戦いを描いています。舞城の創作の特徴は、ミステリやSFなどの要素を自然に組み込みながら、異様な超現実と日常の卑近なディテールが錯綜する世界観です。スリップストリーム的な物語構成と、独特のリズムを持つ口語文体がその魅力。出身地・福井県を舞台にした作品が多く、福井弁や地方性を根幹に据えた物語群を構築しており、中上健次の「紀州」のように地域に深く根ざした文学空間を形成しています。自らデザインや挿画を手がけることも特徴的です。
この作家を読むなら
最も多くのレビューを集める『バイオーグ・トリニティ』は、舞城の最新長編漫画作品として、その世界観と作劇を体験する入口に適しています。舞城の小説作品では、デビュー作『煙か土か食い物』や『阿修羅ガール』が文学的評価を得ており、作家の歩みを知るうえで重要です。漫画化された作品以外にも、短編集『短篇五芒星』など様々な形態の作品があります。覆面作家としての謎めいた属性も相まって、その全貌を知るには複数の作品に触れることが有益です。デビュー当時の講談社ノベルスシリーズから、近年の連載作品まで、時系列で追うことで、この作家の進化と一貫性の両方が見えてくるでしょう。
舞城王太郎に関するよくある質問
- 舞城王太郎の最新作は何ですか?
- 最新作は『ID:INVADED』(2020年12月4日時点)です。
- 舞城王太郎の代表作・人気作は何ですか?
- レビュー数の多い代表作は『バイオーグ・トリニティ』、『ID:INVADED』、『この恋はこれ以上綺麗にならない。』などです。
- 舞城王太郎の漫画はどこで読めますか?
- 舞城王太郎の作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。