竜山さゆりは1989年に『少女コミック』でデビューした漫画家・イラストレーター。大阪府出身で、金沢美術工芸大学油絵科で学んだ経歴を持ちます。デビュー当初は少女向け漫画誌を舞台に活動していましたが、『
ちゃお』への移籍後は、動物を主人公に据えた作品を多く手がけるようになりました。2001年には『
ぷくぷく天然かいらんばん』で第47回小学館漫画賞児童向け部門を受賞し、児童漫画の第一線で評価されています。漫画創作の傍ら、児童向け小説の挿絵も担当するなど、表現の幅は多岐にわたります。愛称は「さるり先生」。趣味は香港旅行や三線など、幅広い興味を持つ作家です。
『
ぷくぷく天然かいらんばん』は小学館漫画賞を受賞した代表作で、個性的な動物キャラクターたちが織りなす日常を描いています。『
はぴはぴクローバー』もほのぼのとした動物たちの世界を舞台にしており、竜山の持ち味がよく表れた作品です。最新の連載中作『
うちの犬が子ネコ拾いました。』は、犬と子ネコという異なる動物同士の関係を中心に、家族のような絆や日常の微笑ましさを描いています。竜山の作風は、動物たちを擬人化しながらも、その本質的な特性を活かしたキャラクター設定が特徴。温かみのあるタッチで日常の何気ないシーンを大切に描く手法は、児童から大人まで幅広い層に愛されています。
現在連載中の『
うちの犬が子ネコ拾いました。』はファンの関心が高く、レビュー数も豊富です。これが竜山作品への入門に最適。新しい世界観を楽しみながら、作家の最新の筆致を味わえます。完結済みの『
ぷくぷく天然かいらんばん』『
はぴはぴクローバー』は、竜山の代表作として一気読みできる完成度を持っています。特に受賞作である『
ぷくぷく天然かいらんばん』は、作家の評価を決定付けた作品として価値があります。どれも小学館から刊行されており、電子版での入手も容易です。連載中作品と完結済み作品を組み合わせることで、竜山さゆりの創作の軌跡と現在地を感じることができるでしょう。