青樹佑夜は東京都出身の漫画原作者です。早稲田大学政治経済学部を卒業後、漫画編集者としてのキャリアをスタートさせ、やがて原作者、小説家、脚本家としても活動を広げました。編集者としての経験を活かし、作画家とのタッグで数々の作品を手がけています。1990年代後半から2000年代にかけて、週刊少年マガジンを中心に精力的に作品を発表し、少年漫画界での存在感を確立しました。複数の職種を行き来する多才な創作者として知られています。
最大の代表作は『
GetBackers -奪還屋-』です。1999年から2007年にかけて週刊少年マガジンで連載された本作は、依頼人から奪われた物を取り返す裏稼業を営む美堂蛮と天野銀次のコンビを中心に、バトルと人間関係を描いた長編少年漫画。当初は短期連載の予定でしたが、8年間の長期連載となり、累計1800万部を超える人気作となりました。テレビアニメ化も実現し、ゲーム化されるなど多角的なメディア展開を経験しています。また『
サイコバスターズ』など、心理戦やサスペンス要素を含む作品も手がけており、青樹の原作は謎解き性とキャラクターの掘り下げが特徴です。
『
GetBackers -奪還屋-』は作画の綾峰欄人との完璧なタッグで、青樹佑夜の代表作を体験できる必読作です。全39巻の完結作であり、現在も単行本や愛蔵版、電子書籍など複数の形式で読むことができます。初心者向けには単行本の初巻から順に進むのが最適です。長編ですが各エピソードが独立した奪還依頼の形式をとっているため、途中からの読み始めも可能ですが、キャラクター関係の深まりを味わうには通読をお勧めします。その他の作品『
サイコバスターズ』も、青樹の異なる作風を知る手掛かりとなります。