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貴志祐介の作品一覧

きしゆうすけ

ホラー、ミステリ、SFを自在に操る、人間の暗黒面の描き手

どんな作家?

貴志祐介は大阪出身の小説家で、1959年生まれ。幼少期から読書家で、中学時代にはミステリやSF小説に没頭し、1日で7冊読むほどの熱中ぶりだった。京都大学経済学部卒業後、朝日生命保険に就職したものの、30歳の時に同僚の事故死をきっかけに人生を見つめ直し、執筆活動に専念することを決意した。鈴木光司の『リング』を読んでホラー小説の可能性に目覚め、1996年に『ISOLA』で第3回日本ホラー小説大賞佳作を受賞し、翌1997年に『黒い家』で第4回大賞を獲得して作家としての地位を確立した。現在は兵庫県西宮市在住。

代表作と作風

代表作『新世界より』は、念動力を得た1000年後の世界を舞台にしたサイエンス・ファンタジー。第29回日本SF大賞を受賞し、『SFが読みたい!』で国内篇1位に選ばれた大型長編だ。ホラー色の強い『黒い家』『悪の教典』では、人間の欲望や狂気が生み出す恐怖を圧倒的にリアルに描き、特に『悪の教典』のサイコパス教師は社会派ホラーの傑作として注目された。一方『青の炎』では青春ミステリーを、『硝子のハンマー』に始まる防犯探偵・榎本シリーズでは本格ミステリーを手がけるなど、ジャンルを横断する多才さが特徴。創作時はクライマックスから逆算して原理を組み立てることで、説得力のある物語を構築している。サイコパスなど人間の異常性を題材にした作品が多いため、警察からの問い合わせを受けたこともあるほど。

この作家を読むなら

貴志祐介の作風の幅広さを知るなら、複数ジャンルからの入門がお勧めだ。ホラー初心者は『黒い家』で衝撃的なデビュー作を体験する良い入口となる。SFに興味があれば、大型長編『新世界より』はやや時間がかかるが深い満足感が得られる。社会派ホラーを求めるなら『悪の教典』が最適だ。本格ミステリーが好みなら『硝子のハンマー』から防犯探偵・榎本シリーズへ進むのが自然な流れ。多くの作品は文庫化されており、入手しやすい。漫画化やアニメ化も進んでいるため、映像作品から入って原作小説へ進むのも一つの道だ。

貴志祐介の全作品一覧(全4作品)

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貴志祐介に関するよくある質問

貴志祐介の最新作は何ですか?
最新作は『天使の囀り』(2021年6月18日時点)です。
貴志祐介の代表作・人気作は何ですか?
レビュー数の多い代表作は『新世界より』、『悪の教典』、『クリムゾンの迷宮』などです。
貴志祐介の漫画はどこで読めますか?
貴志祐介の作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。