樽見京一郎は、Web小説プラットフォーム「小説家になろう」および「カクヨム」を舞台にデビューした作家です。2021年7月から『
オルクセン王国史』の連載を開始し、その独特な視点設定と世界観構築で注目を集めました。第2回一二三書房WEB小説大賞にて金賞を受賞するなど、Web小説界での評価も高く、書籍化も実現。出版社サーガフォレストによる単行本化により、より広い読者層へのリーチを実現しています。Web連載から商業展開までの過程で、多くの読者に支持される作風を確立した新進気鋭の作家といえます。
『オルクセン王国史~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~』は、樽見京一郎の代表作にして唯一の商業作品です。長大なタイトルが示すように、通常の物語では悪役とされる側を主体に据え、種族対立を描く異世界ダークファンタジーです。魔法が存在する世界観を舞台に、立場と視点の反転を通じて、歴史や紛争の複雑性を掘り下げています。THORES柴本によるイラストも特徴的で、2024年からはコミカライズも開始。2026年版『このライトノベルがすごい!』で10位入選、シリーズ累計100万部突破など、商業的・評価的な成功を収めています。
樽見京一郎の作品は、現在『
オルクセン王国史』に集約されています。書籍版は一二三書房より2023年12月から刊行され、2025年11月時点で複数巻が流通している状況です。Web版も「小説家になろう」および「カクヨム」にて連載継続中。長編の入門には、まず書籍の第1巻から始めるのが最適です。また、コミック版(野上武志作画、コミックノヴァ連載)も並行して進行しており、イラスト版で世界観を掴んでから長編に進むのも一つの選択肢となります。既に複数巻刊行されているため、シリーズを追いやすい状況が整っています。