企画協力は、井上淳哉との共同制作により『
怪獣自衛隊』を手がける漫画制作者です。2020年から『月刊コミックバンチ』での連載を皮切りに、この作品を中心に活動しています。単なるエンタメ作品ではなく、社会的・政治的なテーマを真摯に織り交ぜた作風で知られており、読者からの支持も厚く、単行本は80万部を超える人気を獲得しています。掲載誌が『コミックバンチKai』へ移籍した後も連載が継続されており、作家としての継続的な実績を示しています。
代表作『
怪獣自衛隊』は、未知の巨大生物が日本に出現するという設定から始まる作品です。単なる怪獣バトルに留まらず、縦割り行政の構造的問題や日本の国際関係、外交課題といった現実社会のテーマを作中に組み込んでいるのが特徴です。沖ノ鳥島での通信途絶という緊張感溢れるプロローグから物語は展開し、自衛隊や警察といった公的機関の活動を中心に描きながら、政治的リアリズムを保ち続けています。このようにシリアスな社会問題と怪獣という非日常的な設定を融合させ、娯楽性と深さを兼ね備えた作品世界を構築しているのが、この作家の大きな武器です。
『
怪獣自衛隊』は現在も連載中であり、単行本は継続して刊行されています。入門には第1巻から読むことをお勧めします。プロローグから本編への流れは設計が丁寧で、作品の世界観に無理なく入り込めます。2024年5月号での『月刊コミックバンチ』掲載終了に伴い、『コミックバンチKai』での連載に移籍しているため、最新話を追う場合はそちらを確認することになります。社会問題とエンタメの両立に興味がある読者、リアリティのあるスペクタクル作品を求める層に特に向いています。