クリカラマルの作品一覧
くりからまる
時間と記憶を映像で問い直す、フランスの実験的アーティスト
どんな作家?
クリス・マルケルは1921年、パリ郊外ヌイイ=シュル=セーヌで生まれたフランスの作家・写真家・映画監督です。本名はクリスチャン=フランソワ・ブッシュ=ヴィルヌーヴ。第二次世界大戦中にはナチス占領下のフランスで抵抗運動に身を投じ、その経験の中で「常にメモを取る者」という意味の「マーカー」というニックネームが付けられました。戦後はユネスコの職員として世界各地を巡り、社会主義国を含む多くの国々を訪れながら、その光景を映像や文字で記録する活動を続けました。哲学者ジャン=ポール・サルトルのもとで学んだ思想的背景も、彼の作品に深く影響しています。
代表作と作風
マルケルの国際的な評価を確立したのは、1962年の『ラ・ジュテ』です。この作品は第三次世界大戦後の世界を舞台にした時間と記憶についてのSF短編映画で、通常のフィルムをストップモーション処理したスチル写真をモンタージュして構成され、緻密なナレーションで物語を進行させる「フォトロマン」という独特の手法が特徴です。同作は後に多くの映画人に影響を与え、テリー・ギリアム監督の『12モンキーズ』の原案にもなりました。1983年の『サン・ソレイユ』は、彼の思想と映像表現が最も凝結した大作で、世界旅行の記憶とエッセイ的な瞑想を、独創的な映像編集とポエティックなナレーションで織り上げています。マルケルの作風は一貫して、時間・記憶・政治性・映像の実験的可能性を交差させるものです。
この作家を読むなら
マルケルの作品は映像作品が中心であり、マンガとしての作品は限定的です。彼の思考と美学に触れたい場合は、まず『ラ・ジュテ』から始めることをお勧めします。わずか28分の作品ですが、SF映画の歴史に刻まれた傑作であり、彼の表現手法の本質が最もコンパクトに詰まっています。次に『サン・ソレイユ』に進むと、より広がりのある世界観と思想的深さが感じられます。また、マルケルは写真と言葉による著作も多く、彼のマルチメディア的なアプローチを理解するためには、映像だけでなく写真集やエッセイ集も参考になります。2012年に逝去した後も、彼の作品は映画祭やアーカイブで定期的に上映・紹介されています。
クリカラマルに関するよくある質問
- クリカラマルの最新作は何ですか?
- 最新作は『捨てられた転生賢者 〜魔物の森で最強の大魔帝国を作り上げる〜』(2022年6月9日時点)です。
- クリカラマルの代表作・人気作は何ですか?
- レビュー数の多い代表作は『捨てられた転生賢者 〜魔物の森で最強の大魔帝国を作り上げる〜』、『大人気異世界作品勢ぞろい! 1話試し読みパック』などです。
- クリカラマルの漫画はどこで読めますか?
- クリカラマルの作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。