迷子は、ウェブコミックを中心に活動する漫画家です。2019年1月からイースト・プレスのウェブコミックサイト『マトグロッソ』で『
プリンタニア・ニッポン』の連載を開始し、後に『COMIC ポルタ』へ移籍。現在も連載を継続しています。現代日本に似た世界観でありながら、高度な科学技術が存在する独特の設定の中で、日常と非日常が交差するストーリーを得意としています。ウェブコミック媒体を通じて、実験的かつユニークな作風の作品を発表し続けている作家です。
迷子の代表作『
プリンタニア・ニッポン』は、生体プリンターという近未来技術を軸にしたSF漫画です。主人公・佐藤が柴犬を作ろうとして出力された、餅に手足が生えたような謎の生き物「すあま」との生活を描きます。この予想外の出力物との関係を通じて、主人公の行動範囲や人間関係が広がっていく様子が物語の中心です。迷子の作風は、現実的な背景設定の中に不可思議な要素を自然に組み込み、その違和感や矛盾から生まれるユーモアと温かみを引き出す特徴があります。6巻にわたる連載で、日常と非日常の境界線を曖昧にしながら、キャラクターの関係性や心情の変化を丁寧に追っていく作品となっています。
『
プリンタニア・ニッポン』は、ウェブコミックサイト『COMIC ポルタ』にて連載中で、比較的アクセスしやすい環境にあります。単行本版も6巻が刊行されており、一気読みも可能です。SF設定に興味がある読者や、日常系の温かみとファンタスティックな要素が融合した作品を求めている方に向いています。現在も連載が続いているため、定期的に新しい展開を追い続けることができます。迷子の他の作品『
妄想猫観察』『
ごはん日和』も同時に発表されており、作家の多面的な創作活動を知ることができます。