大阪府出身の漫画家、アンギャマン。2017年に「少年ジャンプ+」の読み切り『鬼の影』でデビューし、ウェブコミックの世界で活動を始めました。その後、投稿サイト「ジャンプルーキー!」での活動を経て、2022年から「少年ジャンプ+」での連載化へと進みました。ウェブコミックという新しいプラットフォームから生まれた作家であり、読者との距離が近いデジタル連載の環境で作品を磨いてきた世代です。デビューからまだ数年ながら、着実にファンを増やしており、現在は複数作品を展開しています。
代表作『
ラーメン赤猫』は、ネコが経営するラーメン屋を舞台とした日常系コメディです。人間嫌いではなかった主人公の女性・社珠子が、ラーメン屋で働く猫たちと関わる中で、日々の仕事を通じて絆を深めていく物語。猫たちが人間らしく働く設定の中に、ほのぼのとした笑いと温かみが詰まっており、来店する様々な客たちのエピソードも織り交ぜられています。アンギャマンの作風は、キャラクターへの愛情が感じられるユーモアと、懐かしさを感じさせる日常描写が特徴。猫を主役にしながらも、人間模様や人間関係のあたたかさを引き出す表現力が作品の中核となっています。
アンギャマンの入門作は『
ラーメン赤猫』がベストです。現在も「少年ジャンプ+」で月曜更新で連載中であり、すでに15巻までの単行本が刊行されています。ウェブでの最新話と単行本を組み合わせて、無理なく追いかけることができます。デジタル連載の強みとして、「少年ジャンプ+」アプリで気軽に最新話をチェックしながら、単行本で落ち着いて読み返すという読み方もおすすめです。他作品『
夜ヲ東ニ』も連載中ですが、『
ラーメン赤猫』からアンギャマンの世界観や表現スタイルを知ることで、次の作品への理解もより深まるでしょう。