裏那圭は2022年に『
週刊少年マガジン』でのデビュー作『
ガチアクタ』により、漫画界に登場した新進気鋭の作家です。同作は「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門でGlobal特別賞を獲得し、第50回講談社漫画賞少年部門も受賞するなど、デビュー作から高い評価を受けています。裏那圭の最大の特徴は、グラフィティデザイナーの晏童秀吉との異例のコラボレーション体制です。ネットでの出会いから始まった両者は、「漫画にストリートアートを落とし込んだら新しいものが生まれるのではないか」という発想を共有。これまでにない独特の表現形式を作り上げました。ソウルイーターを好む漫画ファンでもあり、その影響はバトルアクションへの情熱に表れています。
『
ガチアクタ』は、犯罪者の子孫たちが暮らすスラム街が舞台のバトルアクション漫画です。主人公ルドは、育ての親を殺された濡れ衣を着せられ奈落に落とされるという劇的な出発点から始まります。天界と奈落という二重構造の世界観の中で、差別と復讐、そして予期せぬ出会いを軸に物語は展開していきます。本作の最大の特徴は晏童秀吉によるグラフィティデザインが随所に組み込まれた、視覚的に斬新な表現です。複雑な背景や装飾的な描写がストリートアートと融合することで、従来のバトル漫画とは一線を画した独特の世界観が構築されています。裏那圭の作風はスケール感のある世界構築とアクション描写に定評があります。
裏那圭の作品は『
ガチアクタ』一択となります。2022年から『
週刊少年マガジン』にて連載中で、現在18巻まで刊行されており、まさに連載進行中です。入門としては単行本第1巻から始めるのが最適です。大久保篤(『
炎炎ノ消防隊』の作者)からの推薦コメント「一目瞭然!これはガチ!」が帯に掲載されており、アクション漫画ファンにとっての信頼の目安になります。ストリートアートとバトルアクションという異なるジャンルの融合に興味がある読者、視覚的に新しい表現を求めている漫画ファンに特に向いています。連載が続いているため、最新刊で現在進行形の物語を追うことができます。