香山哲の作品一覧
かやまてつ
科学と創作を往き来する、独立心旺盛な表現者
どんな作家?
香山哲は1982年兵庫県生まれ。信州大学で生物科学を学び、神戸大学大学院医学系研究科に進むなど理系の素養を持ちながら、漫画家、イラストレーター、ゲームクリエイターとして活動する多領域型のクリエイターです。2009年にlivedoorデイリー4コマグランプリで季間賞を受賞し、2013年には文化庁メディア芸術祭マンガ部門で審査員推薦作品に選ばれるなど、創作活動が評価されてきました。自主出版社レーベル「ドグマ出版」を主宰し、『漫画少年ドグマ』などを発行。フリーペーパーやミニコミの文化を支える「パブリッシュゴッコ」というイベントも定期開催するなど、既存メディア以外の表現発表の場作りにも関与しています。2025年はベルリンでの生活を経て日本に帰国しました。
代表作と作風
代表作『ベルリンうわの空』は、海外での生活経験を作品化した内容。同様に『心のクウェート』『香山哲のファウスト』『水銀柱』『レタイトナイト』といった多くの連載作を手がけており、いずれも実験的かつ個性的な題材を扱っています。香山の最大の特徴は、視覚的な個性の強さにあります。トーンをほぼ使用せず、デフォルメの強い絵とメリハリある描線で構成。さらに吹き出しや文字をレタリング手書きするこだわりにより、既存の漫画とは異なる独特の表現世界を構築しています。科学的知識や観察眼に基づきながらも、奇想天外さと日常性が交差する作風が特徴で、『ランチパックの本』著作など一見ニッチなテーマも深掘りする姿勢が伺えます。
この作家を読むなら
最も反応が多い『ベルリンうわの空』から入るのが自然です。現在3巻まで刊行されており、連載中のため継続して読むことができます。その後、『心のクウェート』『香山哲のファウスト』など他の作品へ進むと、作家の多面性がより見えてくるでしょう。各作品は比較的短編成での連載という形式が多いため、気になる題名や内容から手に取るのも良い読み方です。自主出版を重視する作家のため、通常の大手出版社の流通に加え、ドグマ出版直販やコミケなどの同人イベント、また「パブリッシュゴッコ」といったイベント開催時の入手も視野に入れると、より幅広く作品にアクセスできます。
香山哲に関するよくある質問
- 香山哲の最新作は何ですか?
- 最新作は『レタイトナイト』(2026年4月30日時点)です。
- 香山哲の代表作・人気作は何ですか?
- レビュー数の多い代表作は『ベルリンうわの空』、『水銀柱』、『香山哲のファウスト』などです。
- 香山哲の漫画はどこで読めますか?
- 香山哲の作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。