ひねくれ渡は、インターネット上での創作活動からキャリアをスタートさせた漫画家です。2017年にネットで発表した作品が注目を集め、同年の「集英社少女漫画グランプリ powered by LINEマンガインディーズ」で特別賞を受賞。その後、別冊マーガレットの編集者の目に留まり、連載へと発展しました。デジタルネイティブな環境での創作経験を経て、少女漫画誌での連載作家へと成長した、現代的なキャリアパスを歩んでいます。初期作品をボーイズラブとして制作していた経歴も持つなど、ジャンルの枠にとらわれない創作姿勢が特徴です。
代表作『
消えた初恋』は2020年の発表以降、多くの漫画賞にノミネート・受賞。「このマンガがすごい!2021」オンナ編9位、第11回ananマンガ大賞準大賞、そして2021年度第67回小学館漫画賞少女部門を受賞するなど、高く評価されています。電子版を含めた累計発行部数は200万部を突破し、広く読者に支持されている作品です。作風としては、恋愛における心理の揺らぎや、登場人物たちの感情の機微を丁寧に描くことが特徴。複雑な感情の絡み合いや、すれ違いと再認識といったテーマを扱い、読者の共感を呼ぶ世界観を構築しています。
『
消えた初恋』は現在も連載中で、電子版を含めた各種プラットフォームで広く配信されています。ひねくれ渡の入門作として最も適切で、少女漫画ファンはもちろん、恋愛ドラマに惹かれる幅広い読者に向いています。また、読みきり作品『
きまぐれアラモード』など、短編での創作活動も展開中。ネット発表時代の作品から現在の連載作まで、段階的に追うことで、この作家の成長過程を感じることもできます。最新刊の情報は、各出版社の公式サイトや電子書籍サービスで確認するのがおすすめです。