えぞぎんぎつねは、『小説家になろう』を舞台にデビューした現代のライトノベル作家です。2018年から2021年にかけて連載した『
ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。』が代表作で、書籍化後の累計発行部数は445万部を超える人気を獲得しています。なろう系の傑作として認識されながら、テレビアニメ化やコミカライズなど複数のメディア展開を実現させた実績を持つ作家です。その後も複数のシリーズを並行して執筆・連載中であり、多作かつ精力的な創作活動を続けています。
最大の代表作『
ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。』は、勇者パーティが魔神王撃退の後、主人公が後方で敵を足止めしている間に10年が経過。その間に彼は現地で伝説的な存在になっているという設定のファンタジー小説です。主人公の不在という逆転の発想を軸に、知られざる活躍が積み重なる物語として展開します。他の作品『
八歳から始まる神々の使徒の転生生活』『非戦闘職の魔道具研究員』『変な竜と元勇者パーティー雑用係』など、えぞぎんぎつねは異世界系のファンタジーを得意としており、キャラクターの個性と予想外の立場転換、地に足のついた世界観構築が共通の特徴となっています。
入門作は圧倒的に『
ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。』(略称『ここ俺』)をお勧めします。刊行中で20巻に達し、現在も続編が出版されており、最新刊が容易に手に入ります。GAノベル/SBクリエイティブから書籍版が続々刊行中なので、入手性も良好です。同作のファンなら、他シリーズも似た魅力を期待できますが、こちらはいずれも連載途中かつ刊行巻数が少ないため、最初は代表作で作風を掴み、その後の拡大読みが効率的です。なお、コミカライズ版も『マンガUP!』で連載中です。