グリヒルは主にマーベル・コミックスの作品を手がける漫画家です。担当作品の大半が複数のキャラクターを主役とする「ダブル・トラブル」シリーズなど、キャラクター同士の関係性を描くことを専門としています。グウェンプール、スパイダーマン、ソー、ロキといった個性的なキャラクターたちの相互作用を描く仕事が多く、キャラの掛け合いやコメディ的な緊張感を引き出すことが作家の持ち味となっています。複数キャラクターの視点や性格の違いを活かしたストーリーテリングで、読者を引き付けています。
最も読まれている『
グウェンプール』は5巻の長期連載で、14件ものレビューを集めています。その他『
スパイダーマン&ヴェノム:ダブル・トラブル』『
ピーター・パーカー&マイルス・モラレス スパイダーメン:ダブル・トラブル』『
ソー&ロキ:ダブル・トラブル』といった複数キャラを軸にしたシリーズが並びます。さらに『
ウルトラマン』も手がけており、洋画原作を含む幅広いIP作品に関わっています。グリヒルの作風は、個性の異なるキャラクターが同じ舞台に置かれた時の化学反応を丁寧に描くことに特徴があり、アクションだけでなくユーモアや人間関係の揺らぎも描出しています。
グリヒルの作品はいずれも連載中で、継続的に新しい話が追加されています。入門には、最もレビュー数が多く5巻まで出ている『
グウェンプール』から始めるのが最適です。キャラの掛け合いやコメディ的な緊張感を楽しみたい読者に向いており、マーベル作品に親しみがある方はより一層の深みを感じられるでしょう。「ダブル・トラブル」シリーズはそれぞれ独立した短編集のような構成となっているため、好きなキャラクターからの入門も可能です。各作品とも出版社による版が流通しており、入手しやすい状態が保たれています。