きくちゆうき(1986年生まれ)は、漫画家兼イラストレーター。SNSでの創作活動を中心に活躍しており、Twitterを主な発表の場として多くの作品を公開しています。従来の出版社への持ち込みではなく、ソーシャルメディアという新しいプラットフォームから生まれた作家の代表例です。個人のアカウントで直接読者と繋がる形での作品発表により、瞬時に大規模な反響を生み出す創作スタイルを確立しており、デジタル時代の漫画表現の可能性を広げる存在として注目されています。イラストレーターとしての活動も並行しており、多角的なクリエイティブワークを展開しています。
代表作『
100日後に死ぬワニ』は、2019年12月から2020年3月にかけてTwitterで100日連続掲載された4コマ漫画です。「死まであと○日」とカウントダウンされる主人公のワニが、日々の日常を淡々と過ごす様子を描く作品で、毎投稿で30万を超えるいいねを獲得し、最終話はTwitterのトレンド世界1位を記録する社会現象となりました。きくちゆうきの作風は、シンプルながら温かみのある絵柄と、日常の何気ないシーンを丁寧に積み重ねる構成が特徴です。動物キャラクターを中心とした優しい世界観で、『
何かを掴んでないとどこかに飛んで行っちゃうアザラシ』『
SUPERどうぶつーズ』など、動物たちの日常や思いを描く作品を多く手がけています。
『
100日後に死ぬワニ』は映画化・絵本化・書籍化など複数のメディア展開もされており、入手経路が充実しています。まずはこの代表作から入るのが最も分かりやすい入門となるでしょう。SNSでのバイラル現象から書籍化されたため、Twitterのアーカイブと紙書籍の両方で読むことができます。その他の作品『
何かを掴んでないとどこかに飛んで行っちゃうアザラシ』や『
SUPERどうぶつーズ』なども、同様にSNSと書籍で展開されており、現在も新規作品の制作・更新が続いています。作家のTwitterやInstagramをフォローすることで、常に最新作へのアクセスが可能です。