まきぶろは、投稿型創作サイト「小説家になろう」を舞台に活動を開始した日本のライトノベル作家です。2020年5月より『
悪役令嬢の中の人』を同サイトで連載開始し、その作品が大きな注目を集めたことで、一迅社ノベルスからの書籍化へと展開しました。転生者の悪役令嬢という題材を軸とした物語世界の構築に定評があり、Webにおける創作文化から出発しながら、現在は商業出版の看板作家として活動しています。
代表作『
悪役令嬢の中の人』は、2024年9月時点でシリーズ累計180万部を突破している大型作品です。転生した主人公が、物語内で悪役として運命づけられたヒロインになり替わり、その立場から周囲を翻弄しながら復讐を遂行するという設定が核となっています。同作のコミカライズ版(白梅ナズナ画)は「次にくるマンガ大賞」複数年受賞、Web漫画総選挙でも上位入賞を果たすなど、各種企画媒体での高い評価を得ています。共通する作風として、悪役令嬢モノの伝統を踏みながら、人物の内面的な複雑さや裏表のあるキャラクター造形を重視し、読者の先読みを裏切る展開構成が特徴です。
入門には『
悪役令嬢の中の人』をお勧めします。まずは書籍版(一迅社ノベルス)で原作の世界観を体験するか、または白梅ナズナ画のコミカライズ版から入るのも効果的です。コミカライズは「comic POOL」で開始後、現在は「comic LAKE」に掲載媒体を移しており、2025年5月時点でも連載中です。書籍版は既に6巻まで刊行され、Webの連載版はさらに先へ進んでいるため、それぞれのペースで追える環境が整っています。2025年にはアニメ化企画も始動しており、今後の展開も期待できる作家です。