帆上夏希は、小学生時代に『
ONE PIECE』や『
BLEACH』に感銘を受けて漫画家を志した日本の漫画家です。高校時代から本格的に創作活動を開始し、20歳で第104回JUMPトレジャー新人漫画賞の審査員特別賞を受賞。読切『火久摩の手』での受賞から3ヵ月という迅速なデビューを果たし、集英社の主力誌で活躍する新世代の作家として認識されています。『
ジャンプGIGA』での短期連載を経て『
週刊少年ジャンプ』での連載へと進み、現在は『
最強ジャンプ』で『
鬼滅の刃』のスピンオフ作品を手がけるなど、人気作品との関連作における執筆を多く担当しています。
帆上夏希の代表作は『
キメツ学園!』で、『
鬼滅の刃』のキャラクターたちを学園生活の舞台に配置したスピンオフです。原作の世界観とは異なるコメディタッチの日常を描きながら、キャラクターの個性を活かした作風が特徴です。その前には『
獄丁ヒグマ』を『
週刊少年ジャンプ』で連載し、独特の世界観を展開していました。初期の読切『火久摩の手』も単行本化されており、影のある設定に独特の表現力を見せています。全体的に、既存キャラの魅力を新しい文脈で引き出すこと、そしてジャンプ系作品の影響を受けた、躍動感のある人物描写が作風の基調となっています。
帆上夏希の作品は、『
鬼滅の刃』ファンなら『
キメツ学園!』から入るのが自然です。原作の世界観を知っていると、学園パロディとしての面白さがより引き立ちます。一方、作家自身の創作世界を知りたい場合は『火久摩の手』や『
獄丁ヒグマ』がおすすめです。『
キメツ学園!』は『
最強ジャンプ』2021年9月号から2024年4月号まで連載され、6巻まで単行本化されています。新人作家ながら大型連載を手がける実力を示しており、今後の創作活動も注視する価値があります。