カメントツは1986年生まれ、愛知県出身の漫画家・Webライター。幼少期をアメリカミシガン州で過ごし、名古屋造形大学卒業後はデザインやカメラマンといった異なる職を経験しました。2012年にはニコニコ静画でオカルト・ホラー系の創作を発表するなど、創作活動の基盤を築きます。漫画家としての本格始動は2014年で、その後トキワ荘プロジェクトでの支援を受け、WebメディアのエッセイやWeb漫画の執筆を通じて認知を広げました。オモコロへの寄稿では記事がサーバーダウンするほどのアクセスを集めるなど、確かな表現力で注目を集めています。
代表作『
こぐまのケーキ屋さん』は、2017年11月にTwitterで友人を元気づけるために描かれた四コマ漫画が起点。小熊のケーキ屋で働く店長と青年の日常を描いた温かみのある作品で、発表直後から15件以上の連載化オファーが殺到し、小学館での連載につながりました。その他『
こわいやさん』『
あのときのこどもさん』など複数の連載を手がけています。カメントツの作風は、廃墟探訪やホラー動画といった個人的な関心と、日常の些細な出来事や人間関係の繊細さを組み合わせたもの。Web発の創作であるため、短編や四コマなど読みやすい形式が多く、親しみやすさと創作の自由度が両立しているのが特徴です。
入門には『
こぐまのケーキ屋さん』がおすすめです。短い四コマながら心温まるストーリーが特徴で、単行本は小学館から全6巻が刊行されました。TwitterやねとらぼなどのWeb媒体でも無料で読むことができます。カメントツはTwitterを創作の主発表地としており、新作の情報もアカウントから発信されています。2024年1月時点で『
こぐまのケーキ屋さん』の新作発表はペースが落ちていますが、既刊は引き続き入手可能です。他の作品『
こわいやさん』など複数の連載も展開中なので、作風の多様性を知りたい場合は並行して読み進めるのも良いでしょう。