三ツ橋快人は、『
週刊少年サンデー』の新人賞で異例の成功を収めた漫画家です。2015年9月、当時20歳で同誌の「新世代サンデー賞」に投稿した作品が奨励賞を受賞。その後、ペンネームを「たくあん」から現在の名前に改め、わずか3ヶ月後の12月に再び投稿した作品が、新人賞史上初となる大賞を受賞しました。受賞翌日には編集長に呼び出され、その場で週刊連載が決定。受賞作がそのまま本誌で連載化されるのは、河合克敏や藤田和日郎以来の例となり、新人とは思えない抜擢を受けました。2016年より『
RYOKO』の連載を開始し、その後も新作を発表。編集部からの信頼が厚く、今後の活躍が期待される作家です。
三ツ橋快人の代表作は『
RYOKO』で、『
週刊少年サンデー』に2016年から連載された作品です。新人賞の受賞作『RYOKO MEET MEAL!!』をプロトタイプとして、本誌での連載版として成長させた作品となっています。2017年から病気療養のため休載期間を挟みながらも、2019年まで連載を続けました。新人賞受賞時の講評では「ペガサスがよく描けていた」と指摘され、動物や生物描写の魅力が評価されています。また、2025年には『
別冊少年マガジン』で読切『星喰らいの塔』を発表するなど、出版社の枠を超えて活動幅を広げており、冒険・ファンタジー系の作風が得意な傾向が伺えます。
三ツ橋快人を知るなら、まずは代表作『
RYOKO』から始めるのがおすすめです。新人賞受賞作をベースに『
週刊少年サンデー』で展開された作品で、全5巻で完結しているため読みやすい分量です。『
別冊少年マガジン』に掲載された読切『星喰らいの塔』も、彼の現在の表現を知る手がかりになります。ただし連載休止期間があったため、最新刊まで揃った版を探す際は出版社の在庫情報を確認するとよいでしょう。新人離れした才能と、編集部からの信頼の厚さが、この作家の特徴を理解する際のポイントになります。