遠田マリモは異世界ファンタジー系のマンガを多く手がけるコミカル作風の作家です。現在も複数の作品を連載中であり、特にユニークな設定を活かした娯楽作品を得意としています。代表作『
生まれた直後に捨てられたけど、前世が大賢者だったので余裕で生きてます』が圧倒的なレビュー数を集めており、この作品で作家としての認知を広げました。異世界転生や召喚、魔王といったファンタジー要素を題材にしながらも、タイトルに示されるような個性的で少しふざけたコンセプトを随所に盛り込むことで、既存の異世界ファンタジーとは一線を画す作品造りを心がけているようです。
最大の代表作『
生まれた直後に捨てられたけど、前世が大賢者だったので余裕で生きてます』は、前世の知識を持つ赤ちゃんが現世で活躍するというコンセプトで、タイトルの長さと同じく奇想天外な展開が特徴です。他の作品『
マツケンクエスト』では異世界に召喚された人物がサンバという一風変わった要素で魔王に立ち向かい、『
世界最強の努力家』では努力そのものを才能として位置付ける設定が見られます。共通する作風として、異世界ファンタジーの枠組みを使いながらも、予想外のギミックやコミカルなノリで読者の期待を裏切る傾向が顕著です。長大なタイトルで内容を示唆し、ユーモアと設定のユニーク性で惹きつけるアプローチが遠田マリモの特色といえます。
遠田マリモの作品は現在ほぼ全て連載中なため、今から新規で追いかけられる状況にあります。最初の一作としては圧倒的なレビュー数を誇る『
生まれた直後に捨てられたけど、前世が大賢者だったので余裕で生きてます』がもっとも入門に適しており、すでに15巻まで刊行されているため読み応えもあります。異世界ファンタジーのテンプレートに飽きた方や、コミカルで気軽に楽しめるマンガを求める方に向いています。その他の作品も短編~中編程度の巻数で展開されており、『
マツケンクエスト』『
世界最強の努力家』といった作品で作家の多様な設定アイデアを体験することができます。