阿部智里の作品一覧
あべちさと
和風ファンタジーの第一人者。現代日本に息づく古い世界を描く
どんな作家?
群馬県出身の阿部智里は、1991年生まれの小説家です。小学生の頃にJ・K・ローリングの作品を読んだことが作家志望のきっかけとなり、その後、荻原規子や上橋菜穂子といった幻想小説の作家に影響を受けました。早稲田大学文化構想学部在学中の2012年、『烏に単は似合わない』で松本清張賞を受賞し、デビュー。当時、同賞の最年少受賞者として注目を集めました。大学院進学後も執筆を続け、現在は博士課程に所属しながら創作活動を行っています。情報収集や外部との接点を大切にする実務的な姿勢が、創作環境の構築に活かされているようです。
代表作と作風
阿部智里の代表作は『八咫烏シリーズ』です。『烏に単は似合わない』で始まるこのシリーズは、現代の日本を舞台にしながら、古い信仰や神話の世界が息づくという設定が特徴。登場人物たちが古い世界と現代を仲介する役割を担い、複雑に絡み合う物語を展開させます。第一部は『弥栄の烏』で完結し、その後『楽園の烏』から第二部が始まりました。シリーズ累計発行部数は230万部を超え、2018年からはコミカライズも開始されています。共通の作風として、和のエッセンスを生かした緻密な世界観、多視点から織りなされた複層的な物語構成、古典的な美学と現代性の融合が挙げられます。
この作家を読むなら
阿部智里の作品は『烏に単は似合わない』から読み始めるのが最適です。シリーズの入口となる本作は、著者のデビュー作であると同時に、以後の作風の原点となっています。その後『烏は主を選ばない』へと進むのが自然な流れです。文藝春秋から刊行されており、電子版も入手可能。2018年からはコミック版も展開しているため、小説と漫画を並行して楽しむこともできます。シリーズは連載中のため、完結を待たずに進行形で読む醍醐味も味わえます。複雑な世界観を持つ作品のため、各巻を丁寧に読み込むことをお勧めします。
阿部智里に関するよくある質問
- 阿部智里の最新作は何ですか?
- 最新作は『烏は主を選ばない』(2026年3月23日時点)です。
- 阿部智里の代表作・人気作は何ですか?
- レビュー数の多い代表作は『烏に単は似合わない』、『烏は主を選ばない』、『イブニング』などです。
- 阿部智里の漫画はどこで読めますか?
- 阿部智里の作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。