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遠田潤子の作品一覧

とおだじゅんこ

奄美の風土と人間の深層を描く、緻密で叙情的な物語の作家

どんな作家?

遠田潤子は1966年生まれ、大阪府出身の小説家です。関西大学独逸文学科を卒業し、長年専業主婦をしながら執筆活動を続けていました。2009年に『月桐夜』で第21回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。選考委員の椎名誠から「これだけ緻密に奄美を描いた小説は初めて」と高く評価されました。ドストエフスキーや森鷗外の作品世界に惹かれたという影響を受けながら、創作活動を重ねています。その後、複数の文学賞候補や受賞を重ね、2025年には『ミナミの春』で第16回山田風太郎賞を受賞するなど、着実に評価を積み重ねています。大阪府在住で、関西を拠点に活動を続けています。

代表作と作風

遠田潤子の代表作には『月桐夜』『雪の鉄樹』『冬雷』『オブリヴィオン』『銀花の蔵』などがあります。『雪の鉄樹』は本の雑誌増刊『おすすめ文庫王国2017』で第1位に選ばれ、『冬雷』は未来屋小説大賞受賞作でもあります。『オブリヴィオン』は本の雑誌ノンジャンルのベスト10で第1位となるなど、文芸的な評価が高い作品です。デビュー作『月桐夜』では奄美という特定の地域の風土を緻密に描き出し、その土地の空気感や人間関係を丹念に紡いでいます。その傍ら、人間の内面の深層や、理不尽さに向き合う人間像を中心に据えた作品群で、読者の内省を促す叙情的な世界観を構築しています。

この作家を読むなら

遠田潤子の入門作としては、デビュー作『月桐夜』、または文庫化が進んでいる『雪の鉄樹』がおすすめです。『雪の鉄樹』は光文社文庫で刊行されており、比較的手に取りやすい形式です。作品によって舞台や物語の質感が異なるため、まずは一作読んでから、他の作品へ進むのが良いでしょう。『冬雷』『オブリヴィオン』『銀花の蔵』など、各作品が複数の文学賞で高く評価されていることから、作家の代表作を網羅する際の指標として参考になります。2025年の『ミナミの春』の受賞により、新たな関心も高まっています。各作品は光文社など大手出版社から刊行されており、現在も継続して流通しています。

遠田潤子の全作品一覧(全2作品)

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遠田潤子に関するよくある質問

遠田潤子の最新作は何ですか?
最新作は『蓮の数式』(2021年7月29日時点)です。
遠田潤子の代表作・人気作は何ですか?
レビュー数の多い代表作は『蓮の数式』などです。
遠田潤子の漫画はどこで読めますか?
遠田潤子の作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。