最大の代表作は「世界でただ一人の魔物使い 〜転職したら魔王に間違われました〜」です。本作は転職という日常的なモチーフから始まる異世界ファンタジーで、主人公が魔王と勘違いされるというコメディ的な設定を軸に展開します。連載が継続中の11巻シリーズであり、多くの読者に支持されている点から、キャラクター設定と物語の進行に工夫があることがうかがえます。一方「武姫の後宮物語 THE COMIC」は歴史冒険ファンタジーの色合いが強く、異なる題材への対応力を示しています。筧千里の作風は、親しみやすいキャラクターと緩急のある物語展開を軸に、ファンタジー世界の構築に力を入れることが特徴と言えます。