よしだもろへは京都府出身の女性漫画家です。大阪コミュニケーションアート専門学校を卒業後、2004年1月に漫画家としてデビューしました。初めての担当編集がついた出版社はスクウェア・エニックスで、その後『ヤングエース』(
KADOKAWA)などの雑誌を主な発表の場としています。京都という地域への深い思い入れが作風に反映されており、特に京都伏見を舞台にした代表作『
いなり、こんこん、恋いろは。』は、10代から30代を中心に幅広い読者層から支持を集めました。女性らしい視点から恋愛や人間関係を丁寧に描く作家として知られています。
代表作『
いなり、こんこん、恋いろは。』は、神から変身能力を授かった主人公が、その力を通じて恋愛や友情を経験していく物語です。2010年から2015年まで『ヤングエース』で連載され、累計85万部以上の発行部数を記録。2014年にはテレビアニメ化されました。舞台となる京都伏見の風景が物語の雰囲気を彩り、神話的な要素と日常の恋愛ドラマが自然に融合しています。他の作品『
あさこ』『
ダメな彼女は甘えたい』などからも、よしだもろへの作風の特徴が見えます。恋愛を軸としながらも、登場人物たちの心の動きを丹念に描き、ユーモアと優しさのバランスが取れた作風が特徴です。
よしだもろへの入門作には、やはり代表作『
いなり、こんこん、恋いろは。』がおすすめです。全10巻で完結した作品で、神話と恋愛というユニークな題材が作家の世界観を最もよく表しています。京都の風情を感じながら読める点も魅力です。その後、『
あさこ』など他の作品に進むことで、作家の多面的な作風を楽しめます。単行本は電子版を含め各電子書籍ストアで入手可能です。作家は2004年のデビュー以来、長く漫画制作を続けており、既刊の多くが現在も読める状態で流通しています。