松鳥むうは、滋賀県出身のイラストレーターです。看護学校卒業後、看護師として働いていましたが、趣味の一人旅を通じて島や田舎へ足を運ぶようになり、2006年にフリーのイラストレーターへ転職しました。看護師経験を活かした保育・看護系のイラストと、旅先での出会いやグルメを題材にしたエッセーイラストが得意分野です。医療現場の知識と、放浪癖が生んだ独特の視点で、身近だけど特別な日常を描き続けています。
主な作品は『
ご当地グルメコミックエッセイ』で、16巻まで連載が続く人気シリーズです。全国各地の地域グルメを訪ねる旅の様子をコミックエッセイ形式で紹介し、土地ならではの食文化と、そこで出会う人々とのふれあいを温かく表現しています。また『
あちこち 島ごはん』では、離島での食や暮らしにスポットを当てており、旅の実体験に基づいた作風が特徴です。松鳥むうの作品は、グルメと旅という一見軽いテーマながら、看護師の経験から培われた人間観察の視点が底にあり、訪問先の人間ドラマまでしっかり描き込んでいます。ほっこりとした絵柄で、読み手もその地に旅したような気分が味わえます。
『
ご当地グルメコミックエッセイ』は圧倒的なレビュー数から、多くの読者に支持されている作品です。シリーズが16巻まで続いており、最初から順に追うことで日本各地のグルメ紀行を楽しめます。入門には、まずこのシリーズの1巻から始めるのがお勧めです。島好きや田舎暮らしに興味がある人は『
あちこち 島ごはん』も合わせて読むと、より作家の世界観が深まります。エッセーイラストという気軽に読める形式なので、1巻を通して短編のように楽しむことも、シリーズ全体を追うこともできます。