あずみ圭は愛知県出身の男性ライトノベル作家です。2012年に小説投稿サイト「小説家になろう」で『
月が導く異世界道中』を発表し、同年にアルファポリスの「第5回ファンタジー小説大賞」読者賞を受賞しました。受賞を機に書籍化され、現在もアルファポリスから刊行が続いています。「なろう」出身の作品が商業化されるケースが増える黎明期に活躍を始めた作家の一人で、ウェブ小説から紙の出版へのスムーズな移行を実現させています。2016年の規約変更に伴いウェブ版での執筆を停止し、書籍版の連載に注力する判断をしました。
代表作『
月が導く異世界道中』(略称「ツキミチ」)は、日本の高校生・深澄真が両親の事情から異世界へ召喚される物語です。普遍的な異世界転移ものの設定でありながら、独自の世界観と物語展開で多くの読者を惹きつけています。2024年6月時点でシリーズ累計420万部を突破し、ライトノベルの売上実績としても上位に位置する作品です。他に『
月刊少年ガンガン』での連載や『
鬼殺しの我道再演』といった作品も手がけており、異世界冒険譚から伝奇的な題材まで幅広いテーマに対応しています。マツモトミツアキによるイラストが象徴的なビジュアル表現を担っています。
『
月が導く異世界道中』は異世界ライトノベルの入門に最適な作品です。アルファポリスから刊行された書籍版が主流で、電子版も提供されており入手しやすい環境が整っています。17巻の既刊があり、連載が続いているため長期にわたって楽しめます。ウェブ版「小説家になろう」での無料公開は終了していますが、書籍版で完全な形での読書が可能です。異世界転移ものに興味がある、ライトノベル初心者という読者であれば、まずは第1巻から順に追うことをお勧めします。