福岡県筑前町出身の漫画家・古賀亮一は、佐賀大学で漫画研究会に所属していた経歴を持ちます。商業デビューは同じ九州出身の吉崎観音との出会いがきっかけで、コミックマーケットで誘われたことが転機となりました。現在は東京都小金井市を拠点に活動しています。代表作『
ニニンがシノブ伝』はテレビアニメ化もされ、多くの読者に知られる作品となっています。阪神タイガースの熱烈なファンとしても知られています。
古賀亮一の作風は、一話完結型のドタバタコメディを軸としています。代表作『
ニニンがシノブ伝』は、ドジな見習い忍者シノブと謎の生物・音速丸による騒動を描き、1コマごとの濃密な小ネタと情報量で読ませるギャグ漫画の傑作です。『
新ゲノム』『
電撃テンジカーズ』など、圧倒的なネーム量とハイテンションな台詞の掛け合いが特徴的です。主人公は女性キャラが多く、忍者やエンドロイドなど非日常的な設定が常。桃太郎や西遊記といった古典からの引用や、昭和50~60年代の懐かしいパロディが随所に散りばめられています。同性愛を描くシーンは多いものの、あくまでギャグ調のトーンで楽しませるのが持ち味。猿愛好家として知られ、作品に頻繁に登場させています。
まず『
ニニンがシノブ伝』で古賀亮一の世界観とギャグセンスを味わうのが入門に最適です。月刊コミック電撃大王での連載で全4巻にまとめられており、手軽に揃えられます。続編『
ニニンがシノブ伝ぷらす』はコミックNewtypeやニコニコ静画で配信中。さらに深く知りたければ『
新ゲノム』で進化した作風を感じることができます。短編が得意な作家なので、短編集の掲載作から興味深い作品を探るのも良い方法です。昭和の懐かしいネタやパロディを楽しめると、より一層の魅力が引き出せるでしょう。