サレンダー橋本は1988年生まれ、神奈川県横浜市出身の漫画家です。2013年にWEBサイト「オモコロ」で漫画を描き始め、その後『
ヤングチャンピオン』や『週刊SPA!』などの媒体に進出しました。2018年時点で会社員との兼業漫画家として活動していることを明かしており、実務的な会社生活の経験が創作に直結しています。既婚で三児の父という、多忙な生活環境の中で執筆を続けています。2020年には代表作『
働かざる者たち』がテレビ東京系ドラマで濱田岳主演により実写化されるなど、仕事や社会への独特な視点が多くの読者に共感されています。
代表作『
明日クビになりそう』はウォーターサーバー会社を舞台に、やる気のない社会人・宮本一の日常を描いたギャグ漫画です。無能で捻くれた主人公が職場で繰り広げる、ちょっと不健全だけど妙にリアルな出来事の連続が特徴で、2017年の連載開始以来、8巻を数える長編となっています。『
働かざる者たち』も同じく働く意欲に乏しい大人たちを主題にしており、コココミでの連載後にドラマ化されました。『
全員くたばれ!大学生』では視点を学生に移し、若年層の葛藤や不安を描いています。共通する特徴は、職場や学生生活といった「普通」とされる環境の中での違和感や不安感を、ユーモアと自虐性で表現する点です。現代人の倦怠感や社会への複雑な感情を、ギャグ表現で昇華させています。
『
明日クビになりそう』が最もレビュー数が多く、入門に最適な作品です。会社員兼業漫画家による「本当の職場」が描かれた作品として、仕事のストレスを感じている読者からの支持が厚いです。既に8巻まで刊行されており、継続中のため新刊も期待できます。次に『
働かざる者たち』を読むことで、同じ作家による別視点での社会人描写が楽しめます。こちらもドラマ化されたため、アニメーション化に興味のある方はドラマ版も参照できます。作品のトーンは全般的にシビアながらもユーモアに満ちているため、職場の息苦しさを笑い飛ばしたい大人世代に特に向いています。各作品は比較的短めの巻数で完結または継続中のため、気軽に手に取りやすいのも利点です。